「シーマン」の斎藤氏が開発していたDS用ソフト『マリオ モーターズ』
「シーマン」の斎藤由多加氏が開発していたニンテンドーDS用ソフト『マリオ モーターズ』
先日開催されたカンファレンス「Reboot Develop 2018」においては、『シーマン』『大玉』『The Tower』など一連の独創的な作品群で知られるクリエイター・斎藤由多加氏がニンテンドーDSで開発中していたタイトル『マリオ モーターズ.inc』が説明されました。
「モーターズ」の名前通り、マリオが自動車を開発していくことになるこの作品。斎藤氏の作品らしく、ただの自動車開発とは異なるオリジナリティあふれるゲーム内容となっており、ゲームにおいては、金属の塊を元に、一からエンジンを作成していきます。出来上がったエンジンは、性能はもちろん形状まで車の走りに影響を与えるというこだわりある内容。
またDSのマイク端子を利用して、強く息を吹きかけることで「車のアクセルを強く踏む」という動作を再現仕様と試みるも、結局、ユーザーが酸欠になることを考えて、仕様からは無くなったとも。
（注：通常のガソリン車の場合、アクセルペダルを踏むと、エンジンの[エアバルブ]が開き、より多くの空気がエンジン内に入ることで加速が得られる。）
残念ながら発売されることは無かったこの『マリオモーターズ』ですが、十分に面白そうな内容だったようです。
