「クロックタワー」に影響を受けた伊ホラーADV『Remothered』がSwitchで開発中
「クロックタワー」に影響を受けた伊ホラーADV『Remothered』がNintendo Switchほかで開発中
イタリアのゲームスタジオStormind Gamesは、Xbox OneとPlayStation 4、そしてNintendo Switch向けにホラーアクションアドベンチャー『Remothered: Tormented Fathers』を開発中です。
・トレーラー
ヒューマンの名作ホラーアドベンチャー「クロックタワー」シリーズに強い影響を受けたという本作。雰囲気のみならず、女性主人公が迫りくる殺人鬼の攻撃をかわしつつ洋館を探索するというゲーム性も同作そのままのもの。
キャラクター造形も洋ゲーよりは日本産ゲームのそれに似ており、そこかしこに「日本への愛情」が見受けられます。なおBGMは「サイコブレイク」「ファイナルファンタジーXIV」のコンポーザーを手がけた戸田信子氏が担当。
元々、ダリオ・アルジェント監督のイタリア製ホラー映画『フェノミナ』に影響され出来たのがヒューマンの『クロックタワー』。そしてそれが今回のイタリア製ゲームに影響を与えたとのことで、時と場所を越えてのオマージュの交互作用の様子は興味深いもの。イタリアと日本は文化史的・政治史的においてはその共通項がよく比較されるものであり、両国のクリエイターは通じ合うものがあるのかもしれません。
ゲームエンジンにアンリアルエンジン 4を用いたグラフィックもなかなかの美しさのようですが、ただしゲームの出来そのものは、プレイしたインプレスGAMEWatchさん曰く「随所に光る要素はあるものの、クリエイティビティにテクノロジーがまだ追いついていない印象」とのことです。
参考:
「クロックタワー」を彷彿とさせるイタリア製ホラー「Remothered」プレビュー - GAME Watch